Laughter is the best medicine.
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おやぢバトル 2009 Final
日付:2009年12月9日(水)
場所:中央特快 高尾行
師走の列車にておやぢによるおやぢのためのおやぢバトルが開催された。
突如開催されたこのイベントは、周りの乗客に大きなインパクトを残した。
赤コーナー
赤のダウンジャケットを着込み千鳥足で若干目が座っているおやぢ。
「赤羽 目座男(46)」(仮名)
見るからに酩酊状態、コンディションは上々だ。
対する
青コーナー
紺のニット帽がよく似合う正義感の強そうなおやぢ。
「紺野 ただし(52)」(仮名)
こちらはほろ酔い状態。まだまだ余裕はありそうだ。
1R:
両者、新宿駅でリングイン。
序盤は主導権争い。牽制しているのか、お互いに特に動きはない。
そんな中、赤羽がまず先制攻撃を仕掛ける。独り言攻撃だ。
何言ってっかわからんが先制パンチとしてはまずまず。
対する紺野はまだ様子見。後半勝負とみて体力温存作戦か。
序盤に見せたのは、つり革を持とうとしたときに隣の人に手があたって「スミマセン」のみ。
礼儀正しく、そして良い声だった。
2R
赤羽が攻勢にでる。隣にいたカップルをイジり始めたのだ。
赤:「%$*・・コラ・・。 あ? #=@・・・。 蹴っ飛ばすぞ・・・。」
声が小さくところどころ不明ではあるが、その座った目でカップルを威嚇している。
これによって会場の雰囲気がちょっと変わってくる。
紺野はそんな会場の雰囲気を感じたか、赤羽にとりあえずロックオン。様子を見ているようだ。
そしてぼそっと赤羽のことを一言で表現した。
紺:「八王子かどっかのイナカモンだな・・。」
言葉の意味はわからんがとにかくすごい自信だ。
3R
いよいよ試合が動きそうだ。会場もだいぶあたたまっている。
赤羽の攻撃は止まらない。理不尽にキレる。カップル困惑。聞き入る観客。
そんな赤羽をチラチラ見て、今にも何か喰いついちゃいそうな紺野。
一気に緊張が高まる。何かの拍子に爆発しかねない、そんな危険な状態だった。
しかし、そこでまさかが起こる。
赤羽が赤ダウンから2千円を落としたのだ。
気づいたのはもちろん紺野。
ここからのまさかの展開は、是非ノーカットでご覧いただこう。
紺:「これ、落としましたよ。」 (紳士の対応だ。張り詰めていたものが一気に開放される。)
拾った2千円を赤羽に渡そうとする。
紺:「あなたのでしょう?」
・・・・
・・・・・
赤:「いや、それはあなたが拾ったんだから、あなたのものだ。」(意味不明である。)
紺:「いやでも・・・。」(渡してあげるのは当たり前である。)
・・・・
・・・・・・
赤:「いーや、それはあなたがもらっていいんだ。あなたラッキーだ。」(ネ申である。)
そんな状況で電車は三鷹に到着。
二人は同じ駅で降車。
そして降りしなに紺野がこう叫んだ。
「アリガトゴザイマース!」
???
ネ申である。
試合終了。
勝敗は不明だが試合終了。
まさかまさかの大どんでん返し。
歴史に残るであろう素晴らしい試合であった。観客たちも大満足で家路についたことだろう。
日付:2009年12月9日(水)
場所:中央特快 高尾行
師走の列車にておやぢによるおやぢのためのおやぢバトルが開催された。
突如開催されたこのイベントは、周りの乗客に大きなインパクトを残した。
赤コーナー
赤のダウンジャケットを着込み千鳥足で若干目が座っているおやぢ。
「赤羽 目座男(46)」(仮名)
見るからに酩酊状態、コンディションは上々だ。
対する
青コーナー
紺のニット帽がよく似合う正義感の強そうなおやぢ。
「紺野 ただし(52)」(仮名)
こちらはほろ酔い状態。まだまだ余裕はありそうだ。
1R:
両者、新宿駅でリングイン。
序盤は主導権争い。牽制しているのか、お互いに特に動きはない。
そんな中、赤羽がまず先制攻撃を仕掛ける。独り言攻撃だ。
何言ってっかわからんが先制パンチとしてはまずまず。
対する紺野はまだ様子見。後半勝負とみて体力温存作戦か。
序盤に見せたのは、つり革を持とうとしたときに隣の人に手があたって「スミマセン」のみ。
礼儀正しく、そして良い声だった。
2R
赤羽が攻勢にでる。隣にいたカップルをイジり始めたのだ。
赤:「%$*・・コラ・・。 あ? #=@・・・。 蹴っ飛ばすぞ・・・。」
声が小さくところどころ不明ではあるが、その座った目でカップルを威嚇している。
これによって会場の雰囲気がちょっと変わってくる。
紺野はそんな会場の雰囲気を感じたか、赤羽にとりあえずロックオン。様子を見ているようだ。
そしてぼそっと赤羽のことを一言で表現した。
紺:「八王子かどっかのイナカモンだな・・。」
言葉の意味はわからんがとにかくすごい自信だ。
3R
いよいよ試合が動きそうだ。会場もだいぶあたたまっている。
赤羽の攻撃は止まらない。理不尽にキレる。カップル困惑。聞き入る観客。
そんな赤羽をチラチラ見て、今にも何か喰いついちゃいそうな紺野。
一気に緊張が高まる。何かの拍子に爆発しかねない、そんな危険な状態だった。
しかし、そこでまさかが起こる。
赤羽が赤ダウンから2千円を落としたのだ。
気づいたのはもちろん紺野。
ここからのまさかの展開は、是非ノーカットでご覧いただこう。
紺:「これ、落としましたよ。」 (紳士の対応だ。張り詰めていたものが一気に開放される。)
拾った2千円を赤羽に渡そうとする。
紺:「あなたのでしょう?」
・・・・
・・・・・
赤:「いや、それはあなたが拾ったんだから、あなたのものだ。」(意味不明である。)
紺:「いやでも・・・。」(渡してあげるのは当たり前である。)
・・・・
・・・・・・
赤:「いーや、それはあなたがもらっていいんだ。あなたラッキーだ。」(ネ申である。)
そんな状況で電車は三鷹に到着。
二人は同じ駅で降車。
そして降りしなに紺野がこう叫んだ。
「アリガトゴザイマース!」
???
ネ申である。
試合終了。
勝敗は不明だが試合終了。
まさかまさかの大どんでん返し。
歴史に残るであろう素晴らしい試合であった。観客たちも大満足で家路についたことだろう。
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